11月20日に無事、発表会を終了いたしました。
なかなか振りが覚えられない子。レッスン中もうっすら涙が出ている様子。
小さいながらに少し辛い時期もあったと思いますが、本番までには自分の力で乗り越えて、
本番は舞台袖でたったひとり、振りのチェック、練習をしていました。
たった一人の男の子。本番の楽屋でも、なんだか乗らない様子。
本番、自分の出番を終え舞台裏で、お姉さんたちの演技を待っている間、
「楽しかった?」
と聞くと、他の子は「楽しかった~」とのお返事。男の子の返事はありませんでした。
でも、やり遂げた満足そうな顔はしっかりと見えました。
今回、お母さんが術後で帯同できない子が3人いました。
お母さんいなくても、しっかりと出演できました。
今回の本番でバレエを辞める子もいました。
でも、前回よりも体幹ができたこと、そういうことを保護者にお伝えしました。
今回出られなくて、客席から見ていた子もいます。
来年は出たい、と自分から言ってくれました。
子供たちそれぞれに本番までのストーリーがあったのだな、と今回見ていて強く感じました。
それをしっかり見届け、できれば、保護者にも伝えるよう努めました。
保護者の皆さんも、ご親族のかたがたも、小さい子供たちの愛らしいハレの舞台を喜んでくださり、
教室を運営しているものとして、本望です。